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サイハン・モンゴル

第4回 日本モンゴル民間交流団体設立50周年パーティで
2017-04-26. 神﨑 美津子
4月19日に「日本モンゴル親善協会創立50周年記念パーティ」が開かれました。フレルバータル大使、横綱日馬富士関、公務で訪日していたバトボルド・ウランバートル市長、モンゴルを代表する演出・歌手、俳優のソソルバラム氏、日本モンゴル友好国会議員連盟の代表をはじめ関係者100名をゆうに超える人々が参加していました。
 
理事長を務める柳澤徳次氏が、同協会を設立したのは1967年。1965年に開かれた日本ソ連親善協会設立の祝賀パーティで当時のモンゴル外務省のツェレンソードル・アジア局長と知り合い、「日本とモンゴルの架け橋となる協会を作ってほしい」という話となり設立されました。訪日した来賓の歓迎レセプションを開催したり、民間の文化交流の窓口となったり、モンゴルの民主化の際に小麦粉や文房具など様々な援助物資を送ったり、また植林活動を行なって今に至っています。


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「民間の、国民間の協力、相互理解があたたかい雰囲気のある両国関係を醸成した」と挨拶したフレルバータル大使をはじめ、壇上に上がった来賓の方々は、民間交流の大切さとそれに寄与した協会に対して敬意を払い、感謝し、また期待を寄せていました。

席上で興味深い話がありました。柳澤理事長がフレルバータル大使に1枚の写真をプレゼントしました。その写真には1982年5月19日の日付。そこには千代の富士関を挟んで若かりし頃のフレルバータル大使(当時は在モンゴル日本大使館三等書記官)、柳澤理事長、当時の人民革命党中央委員会のバルハジャブ書記長が写っていました。

バルハジャブ氏が「どうしても日本の相撲が見たい」、ということで、柳澤氏が当時の大島親方(元大関旭国)を頼って何とかマス席のチケットを手配。さらにお願いして千代の富士関と撮ってもらったのがその記念写真でした。観戦後大島親方とちゃんこを食べながら、「モンゴルにも相撲がある。(*当時活躍していたのはハワイ出身高見山関のみ)モンゴル人も鍛えれば活躍できるのでは」という話が出たそうです。その後時を経て大島親方がモンゴルから旭鷲山、旭天鵬など6人を連れて来ました。今のモンゴル出身力士が活躍する流れのはじめの1滴が作られたのが、まさにその日だったのです。

パーティに参加していた横綱日馬富士関は、挨拶で50周年のお祝いの言葉とともに、「ここにいるお二人の縁があって、今の自分、自分たちがいる。この写真の時がはじめだったということを今知りました。これからも日本モンゴル両国民がよろこんでくれるようないい相撲をとっていく」と力強く語っていました。

50年間日本とモンゴルを見てきた柳澤理事長は、「広島、長崎に原爆が投下された時、当時のモンゴル人民共和国は敵であったにもかかわらず、世界で2番目に援助をしてくれたことを日本人は忘れてはいけない」こと、そして「これからの両国は、経済関係での発展が大切である」こと、を強調していました。

互いの良い過去を心にとめて、将来をともに作っていく、民間の力強さを実感したひとときでした。民間の経済関係の交流については、また後日記していきたいと思います。

なお、5月3日、4日日本に留学しているモンゴル人学生が中心となって開催する春の祭り、ハワリンバヤルが東京練馬区光が丘公演で開催されます。モンゴルと日本の民間交流の一端を見るとても良い機会です。ぜひお運びください。モンゴル料理も音楽も堪能できます!詳しい内容はこちらをごらんください。<ハワリンバヤル2017>