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東京都港区赤坂2-17-47
赤坂霞山ビル
TEL.03-5575-6301
FAX.03-5575-6306

霞山会とは

理事長ご挨拶

小野 邦久(一般財団法人霞山会理事長)

2019.8
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 このたびは、霞山会のホームページをご訪問いただき、ありがとうございます。

 当会では、わが国とアジア諸国・地域とくに中国ならびに台湾との文化交流を通じて、これらの国・地域の人々との相互理解と友好の促進を図ることを目的としつつ、①文化事業、②東亜学院事業、③ビル・会館事業等を行っております。
 文化事業においては、留学生・研究者等の相互派遣と招聘、講演会・シンポジウム等の開催のほか、中国・アジア専門誌『東亜』、中国語で日本事情を紹介する『霞山交流通信』を発行し、学術的・文化的な角度からさまざまな情報を発信しています。
 また、東亜学院では、日本語及び中国語の教育を通じて、国際交流に役立つ人材の育成を行っております。東亜学院で日本語を学んだ中国人留学生は、すでに2000人を超えており、その多くが日本の大学・大学院に進学しています。
 一方、当会の主要財源となっているビル・会館事業においては、霞が関コモンゲート西館ならびに赤坂霞山ビルで貸室事業を展開し、霞が関コモンゲート西館最上階に開設した霞山会館では会議や各種催事に場所を提供しております。
 当会の前身である東亜同文会は、1898年、19世紀末の混乱したアジア情勢に対処すべく「東亜の保全と輯協」を目的に設立され、上海東亜同文書院等の運営を通じて日中の懸け橋になる人材の育成に尽力してまいりました。
 今日の日中関係は政治・経済面のみならず、文化・教育面においても隣接する主要国同士として、単なる二国間関係にとどまらず、東アジアひいては世界的にもその重要性を増しつつあります。
 ただし、国交正常化後半世紀近くを経て、日中両国間の政治・外交上の立場には今なお大きな溝が存在することは否定できません。日中両国は政治体制が異なり、人権や自由など普遍的価値に対する考え方も違うことから、充分な相互理解は容易ではありません。とはいえ、これからも中国が日本にとって重要な隣国であることは申すまでもありません。
 加えて、日本と歴史的に繋がりの深い台湾との関係も軽視すべきではありません。今後とも文化・学術交流の側面から、中国のみならず台湾との連携も強化してゆく必要性があります。
 霞山会の多岐にわたる事業の中にあって、中国、台湾、あるいは東アジアの将来を担う人材の育成と交流がもっとも重要ではないかと痛感しています。相互の理解をさらに深めるため、今後はこうした方面において、より一層の人的交流の促進を図るべきであろうと考えております。
 当会は、外部に依存しない独立した文化交流団体として、一世紀以上にわたってアジア諸国・地域との民間交流を続けてまいりました。今後もその伝統を守りつつ、とくに学術交流と人材育成を通じ、これらの国・地域との相互理解を促進させるため、努力してゆく所存です。