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理事長・学院長挨拶

理事長挨拶

阿部 純一

阿部 純一
一般財団法人霞山会理事長

このたびは、霞山会のホームページをご訪問いただき、ありがとうございます。

当会の前身である東亜同文会は、1898年、19世紀末の混乱したアジア情勢を憂いて「東亜の保全と輯協」を目的に設立され、上海において東亜同文書院を設立し、教育を通じて日中の懸け橋になる人材の養成に尽力してまいりました。 今日の日中関係は政治・経済面のみならず、文化・教育面においても隣接する主要国同士として、単なる二国間関係にとどまらず、東アジアひいては世界的にもその重要性を増しつつあります。
ただし、国交正常化後半世紀を経たとはいえ、日中両国間の政治・外交、さらに安全保障上の立場に今なお大きな溝が存在することは否定できません。日中両国は政治体制が異なり、人権や自由など普遍的価値に対する考え方も違うことから、相互理解は容易ではありません。とはいえ、これからも中国が日本にとって重要な隣国であることは申すまでもありません。
加えて、日本と歴史的に繋がりが深く価値観を共有する台湾との関係も軽視すべきではありません。今後とも文化・学術交流の側面から、中国のみならず台湾との連携も強化してゆく必要性があります。
霞山会の多岐にわたる事業の中に通底するテーマとは、中国、台湾を中心に東アジアの将来を担う人材の育成であり、相互理解の深化を図るために今後より一層の人的交流の促進を目指すべきだと考えております。

当会は、外部に依存しない自立した文化交流団体として、前身の東亜同文会以来一世紀以上にわたってアジア諸国・地域との民間交流を続けてまいりました。
その伝統を受け継ぎ、当会はわが国とアジア諸国・地域とくに中国ならびに台湾との文化交流を通じて、これらの国・地域の人々との相互理解と協力の促進を図るため、①文化事業、②東亜学院事業、③ビル・会館事業等を行っております。
文化事業においては、留学生・研究者等の相互派遣と招聘、講演会・シンポジウム等の開催のほか、中国・アジア専門誌『東亜』、査読付き学術誌『中国研究論叢』、中国語で日本事情を紹介する『霞山交流通信』や広報誌『Think Asia』を発行し、学術的・文化的な角度からさまざまな情報を発信しています。
また、東亜学院では、日本語及び中国語の教育を通じて、日中双方の交流に役立つ人材の育成を行っております。東亜学院で日本語を学んだ中国人留学生は、すでに2000人を超えており、卒業生の多くが日本の大学・大学院に進学しています。
一方、当会の文化交流、教育事業の主要財源となっているビル・会館事業においては、霞が関コモンゲート西館ならびに赤坂霞山ビルでオフィス・店舗の賃貸事業を展開し、霞が関コモンゲート西館最上階に開設した霞山会館では会議や各種イベントに場所とサービスを提供しております。

学院長挨拶

六鹿 茂夫

六鹿 茂夫
一般財団法人霞山会 東亜学院 学院長

東亜学院の経営母体である一般財団法人霞山会は、わが国とアジア諸国とくに中国との文化交流を通じてアジア諸国民との相互理解と友好の促進を図り、アジアひいては世界の平和と安定に貢献することを目的とする団体です。

本学院の基本理念は言語教育を通じて霞山会の目的に沿った人材育成、知的国際貢献を果たしていくことにあります。

中国語学校は1964年開始の中国語講習会を原点として1967年に設立されました。 一方、日本語学校は1982年、帰国者の日本語訓練班の創立を当時の文部省の委託を受け、2000年からは中国国内から直接学生を募集し始めました。そして、2005年8月に東京都認可の各種学校となりました。

中国人が日本語を、日本人が中国語を学ぶということは、それぞれの国の文化、ものの考え方を学ぶということでもあります。日本と中国は同じ漢字を使う文化でありながら、その背景となるものの考え方が大きく違っていることを理解し、どうすれば日中間の誤解をなくし、協調できるか考えていくことが必要です。

東亜学院修了者、卒業生の多くが日中間の貿易、金融、文化、教育、技術協力など様々な分野で活躍しています。
一人でも多くの方が東亜学院で中国語、日本語を習得され、 日本と中国の相互理解のための「架け橋」となってくださることを願ってやみません。
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