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飛び入り参加していいとも

飛び入り参加していいとも

卒業生の李達さん(2014年7月~2016年3月在籍)からのメッセージを掲載します。

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「あなたのギャグはいつも色んなネタが織り込まれすぎてわかりにくい」とよく「お褒め」の言葉を預かっている。本日も言われるだろうとニヤニヤしてしまい、東亜学院のホームページに載っている、あのみんなと手を繋ぎ砂浜でジャンプしている少年とはとても思えないが、残念ながら同一人物だ。

では、このタイトルはどういう意味なんだろう。

実は、「飛び入り参加いいですか」というのは、課外活動の朝の集合に、数年間会っていない先生方の前に突然現れ、その際にK先生に仕掛けたかった、練りに練ったセリフだった。あいにくその日は真っ先に会ったのがA先生だったので、優しめの刺激に加減した。

その日から、「飛び入り参加」という言葉が気になってしょうがない。当時Cクラスの終盤に習った《途中下車》と対照的だからだ。対照的に見えても、本質は全く変わらない。留まろうとするから「途中下車」、変わろうとするから「飛び入り参加」、それだけだ。だから、私の中では、みんなとの出会いは、私がみんなの人生から途中下車したことにならず、みんなの人生に私が飛び入り参加したことになる。東亜学院の事業停止も、東亜学院が私の人生から途中下車したのではなく、東亜学院のみんながまた別の未来へ飛び入り参加したことになる。

私自身もたくさんの「途中下車」をしてきた。日本で学部を卒業して院に進まなかったり、日本で就職せずに帰国したり、前社に入って辞めたり…でもそれらを「飛び入り参加」の発想に転じてみると、毎回毎回ちゃんと自分なりに模索し、最もその時の自分に適した選択をし、自分の行きたい方向に航路を修正していることだと悟れる。これはゴマカシでもなく、アキラメでもないことも。

去年の九月に投稿しようと思った内容も、この「飛び入り参加」によって完全にすり替えられた。

私の学生時代は食わず嫌いで、先入観で物事を決めつけることが多かった。舌がバカになるから辛いのは食べない、性格が違いすぎるから付き合えない、恐縮だから話しかけない、嫌われたくないから自己開示しない…それでも悟っていると言われる。
でも、今の私に言わせれば、若いうちに(自分はまだ若い、と思っていれば若いうち)、バカみたいにどんどん「飛び入り参加」していいし、したほうが「悟っている」のではないだろうか。

卒業して十年経ったが、「人生で一番楽しかった時期は?」の答えはいつになっても「2015年」のままだ。恐らくあと五十年経ってもその答えは変わらない。

それは、これからの人生には嬉しいことはあるだろうけども、同じ志を持つ学友と勉強に励み、異国の街を歩き、春夏秋冬の景色を見、喜びと不安を分かち合う、こんな刺激的な日々よりも勝る嬉しさがあることは、想像するだけでも贅沢すぎる。

華やかな2015年が私の中で延々と上映し続ける限り、その舞台である東亜学院の幕も降りることはない…

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東亜学院日本語学校留学生進学コースでは、中国語圏からの留学生を対象に、大学・大学院等への進学を目的とした日本語教育を行っています。
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