電球

92年北京。大学の寮に入りました。
部屋の備品に不具合が出た時は,お願いすれば学校が対処してくれます。
しかしこの「お願い」が曲者です。言葉ができないから学びに来ているのに,自力で言わねばならぬこの辛さ。今回は天井の電球切れでした。
辞書も引かず「『電球』なら “× 电球” diànqiú でしょ」と決めつける浅はかさ。
寮のおじさまは聞くなり「ああ,“灯泡儿” dēngpàor ね」とにやり。日本人学生は決まって “× 电球” と言うそうです。
それにしても「ともしびの泡」,なんと美しい名でしょう。いっぺんで覚えました。おじさま有難う!です。
(落合理子)
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《傻瓜通讯ー中国語珍道中》は「東亜学院季報」に掲載していたものを再掲してきました。
先月から書きおろしを掲載しています。
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