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中国赴任 近況報告 ―元受講生 N.S.様より―

中国赴任 近況報告 ―元受講生 N.S.様より―

カスタマイズコース「赴任前研修」で中国語を学び、大連に赴任されたN.S.様から、メッセージをいただきました。

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引き続き、大連に勤務しております。写真は市内を走る路面電車です。
待ちに待った新型コロナ規制もなくなり、元気でやっております。

さて、中国でのこと、中国語について、簡単ながら次に記させていただきます。
 

①中国語学習

【起】
あと1カ月で新年を迎える頃に、中国に在る子会社へ異動を命じられました。青天の霹靂でした。
以前から海外での勤務に興味はありましたが、まさかの「中国」でした。
多くの社会人の方々が第二言語として「英語」を学んできたように、私もそうであり、「中国語」は、学んだ経験がない言語であったのは言うまでもありません。
 
【承】
中国の子会社に赴任するまでの準備期間は幸いにも約2か月間ありました。
その期間に中国語も学ばなければなりません。会話を重視するのか、発音や文法を重視するのか、悩みました。
会話を優先すれば、中国到着後の隔離ホテルや日常の生活ですぐに役立ちそうです。
一方で発音や文法を優先すれば、それが基礎となり、後々の中国語の学びへの貢献度が高そうです。
それぞれを得意とする語学学校の体験授業を受けさせていただきました。
 
【転】
中国語の発音の難しさに直面しました笑。
発音には、4つの声調が存在し、これが習得の難しさのハードルを上げています。
さらには、文法も独特であることに気付かされましたし、漢字も日本の漢字と違うではないですか!
何を優先して学ぶべきかは、明らかでした。
 
【結】
東亜学院にお世話になることにいたしました。
先生は、遼寧省出身のネイティブの金先生にご担当いただきました。
まずは中国における民族と言語の概要を教えていただき、その後、数日に及ぶジゴクの発音レッスンです笑。
次の段階で「あいさつ」や「買い物シーン」などの非常に簡単な会話の学びを経て、最後には、経歴、家族構成、趣味そして今後よろしくお願いします、といった自己紹介ができるようになりました。
 
【思い出】
毎回のレッスンで心掛けていたのは、恥ずかしさを捨てて、大きな声で繰り返し、発声することです。
特に繰り返し練習した第10課の「今天的聚餐几点开始?」「七点开始。」
(本日のパーティーは、何時から始まるのですか? 7時です。)は、夢に出てきましたし、今でもすらりと発音できるフレーズのひとつです笑。
 

②中国での体験談

1)「有没有」「差不多」「吃不下了」と本当に言っている!聞こえる!わかる!
→東亜学院で学んだことが自然に耳に入ってきて、理解できた時の喜びは格別です。
 
2)ゼロコロナ体制下での生活は、懐かしさも残っています。
→店や空港や駅では「陰性である証明」を毎回毎回提示していました。
北京へ出張したものの、滞在先のホテルで1泊目から突如の隔離にあいました(2回遭遇)。
PCR検査では、始業に間に合うよう雨の日も雪の日も朝6時から1時間弱も並んだこともあります(週2回)。
今では、定期検査はなくなり、各地に出張そして自由に行動でき、中国を満喫することができます。

3)外国人(日本人も含む)が、流暢に中国語を話せているのを見ると羨ましい。
→道に迷っている人など困っている人を助けてあげたり、ボケて笑いを誘ったり、
ある有名中国企業の創業者の言葉を引用して説明したりと、様々なシーンで中国語でコミュニケーションできるのは、やはりカッコイイです。
いつか自分もそうなりたいですね。

4)ビジネス顧客との中国語によるコミュニケーションは大事ですが、社内のネイティブスタッフとの中国語コミュニケーションはもっと大事。
→私の周りでは、中国に赴任する方は、代表や管理職ポジションの方が多いです。
従って、赴任先では社内をまとめ、雰囲気の良さを維持し、社員のモチベーションを維持することが求められます。
未熟な中国語であっても、社員と中国語を通して会話できることは大事と日々感じています。
 
5)小学校や中学校の友人と再会できるのを待っています。
→私が通っていた学校には、中国から日本へ引っ越して来た学童や学生たちが日本語を学ぶクラスがありました(江戸川区葛西の学校です)。
彼ら彼女らは、引き続き日本に居るかもしれませんし、もしかしたら祖国中国へ戻っているかもしれません。
どこかで偶然再会できることを日々楽しみにしています。


以上でございます。
先生にも、よろしくお伝えいただけると嬉しいです。

(文具メーカー N.S.様)

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