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本所防災館2025

本所防災館2025

毎年9月に本所防災館で地震や火災などへの備えや対応について学んでいます。
訪問後のアンケートの感想を中心に様子をお知らせします。

他の課外活動は日本語での回答が多いのですが、防災館の感想では中国語の回答が多くなります。
文中「 」内はアンケートからの学生の感想です。

防災館では、全体で地震に関する映像を見たあとで、十数人のグループに分かれ、地震・消火・煙(火災時の避難)・救急救命の各体験をします。移動の途中にある、119番通報の方法や浸水何センチで車や家のドアが開かなくなるか体験できるコーナーで話を聞いたりもします。


■ 「防災訓練の内容で特に勉強になったものはなんですか?」



最初の映画は、幼い子供二人とともに、関東大震災を生き延びた女性がのちに記した手記で、聞こえてくる日本語は手記の朗読、字幕は英語と、日本語学習途上の彼らにはかなり難しいものだったと思うのですが、映像から感じるものは多かったのだと思います。

以下、各体験について、学生の感想を紹介します。

■地震体験
「地震体験は初めてです」
「防災館はすごかったです。地震の体験がこわかったです。家族や友達たちに“地震のとき、テーブルのしたダンゴムシみたいな姿勢”とおしえたいです」
「7級地震を体験しました。思わないほどの揺れを感じた。高いところに何も置かないほうがいい。落ちてきたもので死ぬ可能性が高いのがわかります」
“对于在日本生活很有帮助”
“感觉地震的时候很难移动”
“地震非常可怕” “地震很严重很吓人”
“地震前准备 地震时互帮互助”

国で地震を経験したことがある学生は少なく、“動けないほどの揺れ”は想像していなかった、と言います。
自分でできることとして、非常袋を用意しようと思う、という声が多く上がりました。

「家の家具や本棚をしっかり固定したり、非常用の水や食料をそろえたりしようと思います」
「災害に備えて、非常持ち出し袋を用意しておくことが大切です」
「防災訓練を体験して、これから水や食べ物を少し家に用意しようと思います。また、避難場所を確認しておきたいです」

“储备食物,了解家的具体地址以及逃生路线”
“提前准备物资” “准备非常袋,灭火器” “准备应急包是有必要的”

“地震体验对我来说很新的了解。7级以上地震原来是这么强烈。对于不常有自然灾害的地区过来东京的我来说也会和家人或朋友交流下危险意识的准备”


■消化体験
火災に関する映像を見て、消火器について学びます。消火器が使える時間が十数秒と知り、“短い!”と驚きます。
次に、本物の消火剤ではなく水が入っている訓練用の消火器を使って、消火の体験をします。
「火事だ!」と大きな声で知らせることと、「ピン、レバー、ホース」の手順を繰り返し確認します。
以前、ある大学の寮でボヤが起きた際、「火事だ」と母国語で言っていたために周囲には火事だと伝わらなかったという話が紹介され、防災に関する表現を日本語で知っていることの重要さを感じさせられました。

■煙体験
商業施設で火災に遭ったという想定で、壁伝いに避難し、非常口を抜け、出口に向かう、という体験をします。
これも先に映像を見て火災や煙について学びます。

「火事のとき、壁を触って逃げること」
「火災にあった時、建築の中で、下の部分の空間はまだ空気が汚れていないので、体を屈めて逃げてください」
“火灾时,蹲下身子逃生,二氧化碳向上流”

口をおおうために「小さいタオル」を常に持ち歩こう、という声も上がりました。

■応急手当
人体模型相手に心臓マッサージとAEDの体験をします。
(皆、ふだん床に座ることがあまりないので、模型を前にして座り数分間心臓マッサージをすると、“足がしびれた” “足が痛い” という悲鳴があちこちから聞こえてきます。)

「AEDの使い方を覚える」
「応急手当てをもっと練習しようと思います」
「心臓マッサージの方法とAEDの使い方を教えてもらいました」
“我在中国的时候没有实际体验过这种培训,如何使用灭火器,遇到火灾怎样避免吸入浓烟自救,地震保护意识,如何使用AED机救人,谢谢日本免费让我又增长了知识”

■体験を終えて
「災害はいつ起きるかわからないということを改めて感じました」

「こんな体験は以前全然ありませんでした。災害は怖いですね。とにかく災害が起こらないのを願います」

「防災訓練に参加して、とても勉強になりました。AEDの使いや地震や火事のとき、どうすればいいかを学びました。実際に体験してみると、少しこわかったですが、大切な練習だと思いました。これからも気をつけて生活したいです」

「初めて消火器とかAEDをつかいました。以前は動画を見るだけ、実際に使用する機会はない。今回体験して、使用できるようになりました。万一何かあったら、どうすればいいかわかります」

「防災訓練は必要と思います。人々はよく災難の悪いことに注意しないので、この活動は大切だと思います」

「家族が日本へ来たら、ぜひ一度連れてきて体験します」

「防災館でさまざまな体験をして、防災の大切さを実感しました。特に、地震の揺れを体験したとき、普段から準備しておくことが命を守ることにつながると強く感じました」

“亲身体验后,切身体会到灾害的可怕与突发性。发现自己原本的准备和知识不足,若真遇到灾害可能会慌乱。同时感到安心,因为学到正确的应对方法后,有信心更好地保护自己和家人。”

“防灾训练的体验非常震撼,特别是地震灾害的体验,感觉很恐惧,但是在这里,我学会了多种灾害来临时的应对方法以及急救措施,希望将来我可以帮助到别人,感谢学校组织的特殊训练,让我受益终身!”

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東亜学院日本語学校留学生進学コースでは、中国語圏からの留学生を対象に、大学・大学院等への進学を目的とした日本語教育を行っています。
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