濱本良一：讀賣新聞 元論説委員・元中国総局長、国際教養大学元教授
霞山会刊行の月刊誌『東亜』で「中国の動向」を連載中の濱本氏が、中国を中心とするアジア情勢について、丁寧にわかりやすく解説します。本人の取材と他では聞けない豊富な情報に基づいて、毎回時事情勢に切り込みます。

YouTube霞山会放送局　濱本良一チャンネル第13回をアップロードしました。
下記からご覧ください。

第13回は、中国が最近推し進めているBRICS拡大戦略について取り上げます。インド太平洋における経済枠組みはASEANやRCEPのほか、米国の離脱によってその存在意義が問われているTPP（CPTPP）、また米国が主体になって立ち上げたIPEFなどが乱立しています。また国際的枠組みであるG20については、先にインドで開催された首脳会議に習近平氏は国家主席に就任後に初めて欠席して、その意図をめぐってさまざまな憶測が飛び交いました。ただその直前に南アフリカで開催されたBRICSの首脳会議には、500名の大規模訪問団を率いて習氏自ら参加しています。中国は、自身がイニシアティブをとるBRICSや一帯一路などの枠組みを重視することで、どのような国際戦略を描くべく企図しているのか。その意図について読み解いていきます。

■テーマ：「中国が重視する主要枠組みはBRICS」（収録日：2023年9月29日）

＜こちら＞からご覧ください。