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「東亜学院は良い出発点」

「東亜学院は良い出発点」

時間がたつのはとても早いですね!

自分が初めて東亜学院のパンフレットを手にとって、一字一字、先輩の話や先生方の紹介を読み、最後に不安を抱きながら東亜学院を選んだことを思い出します。もう一年も前のことです。この一年はわたしにとって、毎日が目標に向かって努力する一年であり、また日本の生活を思い切り享受する一年でした。最後に理想とする大学院に合格することができ、私はこれは自分がよいスタートを切ったことと切り離して考えることはできないと思いました。あと1ヶ月で東亜学院を卒業しますが、限りない懐かしさをもって、私はここで私の東亜学院での留学経験をシェアしたいと思います。

  

質の高い学習課程

入学当時私と同時に東亜学院に入学したクラスメイトには、たくさんの日本語専攻の学生がおり、日本語能力試験N1に合格した人はさらにたくさんいました。しかしそれでも、その人たちは日本語ができないことに不平を言っていました。彼らにくらべて、日本語は独学で半年も勉強していない私は殆ど基本もゼロで、プレッシャーは特に大きかったです。入学した最初のときに私たちはクラス分けテストを受けます。私は心配することなくBクラスに入りました。クラスは日本語能力の高さによって、S、A、B、Cクラスに分けられており、毎年期末試験があって、クラスは成績によって調整されます。全部の授業は午前中に行われ、この点はとても重要です。このために私は更に有効に午後の時間をアルバイトあるいは入学試験準備に使うことができました。東亜学院の課程は日本語能力試験N1の専門の補講があるだけでなく、ほかにもたくさんの日本の伝統と文化の内容に関するものがあります。私の日本に関する知識の大部分は教室で学んだものでした。特に馬場先生の授業は、絶対に受けたほうがいいです! 私は日本人の友達と話しているとき、よく彼らはとてもびっくりして、どうしてそんなことまで知ってるの?すごい!あなたの学校はそんなに深く教えてくれるのと言いました。東亜学院で学ぶ留学生はみな中国人ですが、たくさんの日本人もいるんです!この日本人の人たちはここで中国語を学んでいるんです。東亜学院は中国語学校と日本語学校があるのです。私たち日本語学習者にとって、これは会話を訓練する最高のチャンスであり、私もごく近くで日本人の考え方を学ぶことができ、なんと日本人の友達もできました。

 

いたれりつくせりの進学指導

進学指導の面についても、私は東亜学院はほんとうにすばらしいと思います。私も最初は東亜学院の大学院進学率が高いと聞いてここを選択しました。実際に体験したあとでは、考えていたよりも更に効率がいいと感じました。進学指導の責任者である新井先生は非常に専門的で、細かい研究計画指導と厳しい面接練習は実際の試験に非常に役に立ちました。もしあなたが新井先生の面接練習を受けたら、きっと本番の試験のときは気楽に感じるでしょう。私は他の日本語学校の友達によく東亜学院の面接練習について聞かれました。このほかにもSクラスでは授業で様々な発表をしました。生活のことも研究テーマのことについても、私たちの表現能力はこれで非常に向上しました。今年東亜学院に入った進学の結果からみても、一流の国立私立大学に進学した人数はやはり高い水準を保っており、これは東亜学院の学生が誇りに思うところです。

 

優れた地理的位置

学校の位置なんて全然重要じゃない、そう考える人もいるかもしれません。大学のことなら当然私もそう思います。でも毎日入学試験準備をしている私たちにとって、日本語学校の位置が多くのことを決めることになるのです。東亜学院は東京の中心にあり、学校のある地下鉄千代田線は東京の最も重要な場所を通っています。学校がある赤坂の一つ前の駅は「国会議事堂前」で、日本最大の国立国会図書館があり、そこで、専門に関する書籍、雑誌、論文のほとんどの探すことができます。交通費が非常に高い東京で、この点は東亜学院の非常に有利な資本であることは疑いをいれません。試験前の2ヶ月間、私はほとんど毎日午後そこに行き、無料でこの貴重な資源を享受しました。このほかにも、上野、秋葉原、御茶ノ水、六本木そして人々がめざす東京大学も地下鉄沿線にあります。

 

豊富な課外活動と奨学金

日本に来て半年は、不案内のため東亜学院は新入生に学校の寮に住まわせます。みんながお互いに知り合い、交流学習し、一緒にパーティーを開き、寮は私たちにとってほんとうによい新生活の環境です。みんなが学習以外の時間にリラックスしてすごすために、東亜学院には豊富な課外活動が準備されています。私はディズニーランドに行く願いがかないました。富士山を見て、農園でさくらんぼを摘んで、美術館にも行きました。いつも課外活動では新しい発見があります。日本により近づき、日本を知り、日本人を知ることができます。このほかにも、東亜学院の学生は日本の大学生と同様の優待を受けることができ、定期券、入場券など多くの面で少なくない費用を節約することができます。日本の日本語学校でこのような待遇をうけられる学校はかぞえるほどしかありません。そのほかに、私は幸いなことに最初の年に学校の第一等奨学金を獲得することができました。一日中勉強をしアルバイトをしない私にとって、これはまさに最大の援助でした。

東亜学院がこのように私を配慮してくれたことは他にもたくさんあります。私は一度となく考えたことがあります。もし東亜学院に来なかったら、今の私はどうなっていただろう?と。私は幸いに東亜学院の家族の一員になりました。ここには勤勉で積極的で熱心に私たちを励ましてくれるクラスメイトがいます。また家族のように気にかけてくれる先生たちがいます。ほんとうにこれらのささえによって、私は順調に堅実に自分の目標へと向かっていくことができました。そして東亜学院でよいスタートを切ったからこそ、私は自分が自分自身の未来を拓いていく力があると信じることができました。私は東亜学院が好きです、そして未来のある日、もっと多くの友達が東亜学院の学生になることを希望し、それを誇りに思います!

王さん(2011年7月東亜学院入学  2013年4月北海道大学公共政策大学院入学 2013年掲載)

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