常設コースレベル別講座 朝クラス受講のZ.S.様に、朝一番の中国語学習について伺いました。

―中国語学習の目的と目標を教えてください。

目的はいくつかあります。

まず1つ目。仕事の中で、中国の方や中国にルーツを持つ方とお会いする機会が増えてきたことがあります。
多くの場合、流暢な日本語でのご挨拶に始まり、日本語で話が進んで滞りなく完結するのが普通です。
しかし、こちらも中国語を話すことができたらどうだろう、双方向の理解も深まって、より気持や心のこもった “ HEART TO HEART ” のコミュニケーションが可能だろうと思い、「中国語の技能を磨く！」と一念発起したのです。 

優秀な文章を紡ぎ洗練された翻訳をしてくれるChatGPTといえども、本当の意味で「『生きた』人の温もりと心」を込めることはデジタルには “ 不会 ”（できない）なのでは？なんて思ったりします。
（急速に世界を席捲し始めた生成AIやChatGPTに、ひそかに対抗心を燃やしたわけです！！（笑））　 

そして2つ目。王羲之や王維を初めとした中国書画、杜甫や李白といった漢文などなど、悠久の歴史の中に生き続け、世人に深く愛されてきた東洋美術や東洋文化に対しての知的好奇心を掻き立てられたことが、中国語の学びへのもう1つの入り口です。
「言語は文化の象徴」といわれます。そうであれば、文化を知るには言語を知る必要があると、東亜学院の門をたたきました。

―東亜学院を選んだ理由は？

中国語の学校として由緒があり、長い伝統の下にアジアとの文化交流・相互理解に貢献されている学校であること、また、勤務地にほど近く、学ぶ環境としてもハード面・ソフト面ともに規模が理想的であることです。

―朝クラスを選んだ理由は？

朝型人間だからです。
通学の時、溜池山王から赤坂への道すがら、空を見上げると日の出の時間が早くなったり遅くなったり季節の移ろいを感じられます。
都会のまん真ん中で味わえる早朝の爽快な空気感は、朝クラスに通う、おまけの醍醐味です。

―朝クラスは7時10分から8時40分。早起きのコツは？

「明日もいい朝だ」と、ポジティブなイメージを持って眠ると、まず起きられます。

―ちなみに、起床と出発の時間は？　登校中は何をされていますか？

朝は5時に起床、6時に出発します。

登校中は、電車の中で特にこれといったことは考えていません。
その日の仕事のこと、その日の授業のこと、今日のランチはなに食べようか（早朝クラスの日はお腹が空く時間が早い！）とか、徒然なるままに…。

―宿題・復習はいつ？

平日は、まとまった時間がほぼないため、宿題は週末や平日のお休みの日に集中して取り組み、復習はできるだけ合間の時間などを活用して行うようにしてきました。

―今後の学習の意気込みを。

仕事で活用するほかにも、HSKや中検などに挑戦し、中国語力の到達度を確かめたいと思います。
そのためには、ここまでご指導くださった発音や文法などの学習内容を、定着するまでしっかり復習したいと思います。
その上で、より正確で美しい発音や、中国語理解の幅を広げられるような新たな文法知識も習得できるよう精進したいと思っています。

遠い目標ですが、のちのちは、いろいろなジャンルの中国語書籍を読んだり、中国ドラマを字幕なしでも視聴したりできるようになったら、生活時間が豊かになるだろうと思います。

―東亜学院で学んでみてご感想をお願いします。

巷間たくさん存在する中国語学校の中でも、東亜学院は、正統派の本格的な中国語を教授してくださる学校だと思います。
発音も文法も徹底したご指導では、講師の先生方の溢れる熱意とプロ意識に圧倒されます。
授業の中では、生徒の小さなミスやつまずきを、どれも見過ごすことなく、1つ1つ丁寧にすくい上げられ、発音も文法もともに正しい形になるまで、生徒の力を徹底して引き出してくださるのは、これ以上ありがたいことはないと思います。
初めて学ぶことにおいては、ミスなどまず自分で気付くことはできません。

更には、授業の限られた時間の中であっても、生徒の質問には真剣に向き合ってくださり、一を聞けば十返ってくるくらいに豊富な説明をしてくださいます。
これこそ、独学とかではなくて、きちんと中国語の講座を受講すればこその一番の恩恵だと思います。

また、志を同じくするクラス仲間の皆さまとは、励まし合い楽しみながら切磋琢磨できたことは、大変良い思い出となり、掛けがえのない期間を過ごすことができました。とても感謝しております。

このように、東亜学院の中国語講座は「『生きた』人の温もりと心」に溢れた講座だと思います。どうもありがとうございました。

―ありがとうございます！

（常設コースレベル別講座 朝クラス　Z.S.様）

◇◇◇講座ご案内◇◆◆

平日朝・夜は港区赤坂の教室で対面授業（オンラインあり）、土曜はオンライン開講。
初級・中級は、朝・夜・土曜で進度をそろえ、振り替え受講も可能です。

初級は発音が命。口形や舌の位置の説明は論理的に、その後は口が形を覚えるまで繰り返し練習します。
中級では7種類の補語を絶えず復習し、新しい表現に果敢に挑みます。発音も妥協せず、四方八方に気を配って学びます。
上級は中国語のみでやり取りするのが目標。語彙の「硬軟」にも気を配り、場面にふさわしい表現を学びます。

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