速成講座 朗読会
6月5日、速成講座の恒例行事である朗読会が行われました。
速成講座は6か月で中国語の基礎を固めます。4月に開講して2か月弱。朗読会はこの間の成果を披露する機会です。通常の授業とは別に、1対1の徹底指導を受けます。
当日は、併設する日本語学校の中国人留学生からも1クラスが聴衆として参加します。
ご参加のお二人に、朗読会を終えての感想を伺いました。
ー苦戦した部分はどんなところでしたか？
最初から最後まで苦戦でした。
本番に向け、何度でも繰り返し授業時間外にマンツーマンで指導してくださった先生方に深く感謝しています。
発音や声調の修正はいまだ簡単ではありませんが、先生方に何度もチェック・修正してもらい、繰り返し練習しなければ気づかなかったことが多くあり、とても興味深い体験でした。（X.Q.様）
韻母に a が含まれる音節（dao、xiang、qiangなど）を、前の音節から続けて滑らかに読むのに苦労しました。これらの音節は、口を広く開けないと音をきれいに出すことができません。間違いのないよう正しく読むことに気を取られて、口の開きが甘くなってしまうことがありました。
その他にも、文章の中で意味のまとまりごとに間をあけたり、キーワードは強調して読んだりと、物語の情景が伝わるよう、本番まで先生方にご指導いただきながら何度も練習を重ねました。（J.S.様）
―日本語学校Aクラスの講評を聴いていかがでしたか？
日本語を学ぶ中国語nativeの学習者さん達に、朗読を聞いてもらい講評されると聞き、少々ビビっていましたが、実際には学習中のきれいな日本語を駆使しての表現で、当方の下手な中国語朗読についてもpositiveで明るいコメントをくれ、大変励みになりました。
皆様のお人柄にも少し触れることができ、互いの国の言語を学習する者同士で楽しい時間を共有できました。（X.Q.様）
朗読会を聞きに来てくださったAクラスの皆さんからはたくさんの労いの言葉をいただき、心が温かくなりました。
学んだ日本語を使って朗読の講評をしてくださる様子を見て、私自身も自分の考えや感じたことを相手に伝えられるよう中国語の学習を頑張ろう！と意欲が高まりました。（J.S.様）
―クラス後半の抱負をお願いします！
少しでも中国語の奥深さを楽しめるように学習したいと思います。道は遠いです。（X.Q.様）
文法の学習が進み表現の幅も広がってきました。日々の復習はもちろんのこと、日常生活の中で中国語で表せるものはないか意識することで、学んだことを少しずつでも定着させていきたいです。難しい文法が出てきて悩むこともありますが、楽しみながら学ぶことを忘れずに、後半も頑張っていきたいと思います。（J.S.様）
お疲れさまでした！
これまでの朗読会・弁論会の記事は＜こちら＞、
速成講座の授業や朗読会の練習の様子を垣間見てつづった「授業点描」は＜こちら＞からどうぞ。
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