速成講座 朗読会
6月8日(木) 朗読会がありました。受講生は課題文「蚊とライオン」(『イソップ物語』より)と「数来宝」(中国風の門付け)をひと月以上練習し、その成果を存分に発揮してくれました。
日本語学校Cクラスの学生が聴衆として応援に来てくれ、終了後の懇親会ではそこここで話の輪ができ、めいめいが日中交流の第一歩を踏み出しました。
朗読会についての感想を受講生の方に伺いました。
練習で苦労した点は?
――中国語の発音(口の形、反り舌)に苦労しました。(N.A.様)
――たくさん音読したことです。特に練習を始めて間もないころは、なかなかうまく発音できず、苦労しました。(Z.D様)
――ピンインを読むことができても、文章としてどのように発音すれば良いか分からず難しい部分もありました。しかし、先生のお手本を録音させていただいたり、先生方との個別練習のおかげで、大きな問題なく乗り越えることができました。(C.M.様)
朗読会本番、楽しめましたか。
――緊張感がありながら、楽しく朗読会に参加できました。(N.A.様)
――はい、楽しめました。本番では緊張して発音や声調が乱れるのではないかと心配していましたが、練習どおり発表することができて良かったです。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。(Z.D様)
――毎日の練習の積み重ねがあったので自信を持って本番に臨め、朗読会を楽しむことができました。それは、自分1人での練習というよりも、やはり、同じクラスの同学や先生方との練習を通じて日々研鑽することができたからだと感じています。(C.M.様)
日本語学校の皆さんからの講評、懇親会での交流はいかがでしたか。
――自分が思っている以上の良い評価を頂きうれしかったです。懇親会ではざっくらばんに話ができ、交流できて良かったと思っています。(N.A.様)
――自分の音読した中国語が中国人の方にちゃんと伝わったことは自信になりました。懇親会ではほとんど日本語で話しました。皆さん日本語が上手で驚きました。私も中国語を頑張ろうと思いました。(Z.D様)
――開講してから先生方に重点的にご指導いただいた発音について留学生の皆さんから“非常好”と言っていただきとてもうれしく思います。また、彼らの日本語は本当にすばらしく、そして皆さん目標を持って努力しており、とても刺激を受けました。(C.M.様)
この6月の朗読会は、6か月間の講座の折り返し地点です。講座の後半3か月、特に注力したいこと、目標や意気込みは?
――中国語の聴き取り、語彙力向上、コミュニケーション力を高めていきたいです。(N.A.様)
――中国語で日常会話ができるようになりたいです。(Z.D様)
――中国語で冗談が言えるくらいまでスムーズに会話ができるように練習を継続します。ただし、発音は崩さず!“好好学习天天向上!”(C.M.様)
この意気込みや良し!6か月間の長丁場、次の「刺激」は中間考査です。うまずたゆまず歩みましょう。中国語学校も日本語学校も、受講生も学生も講師も!