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施設見学レポート3・豊島清掃工場

施設見学レポート3・豊島清掃工場
8月最後の金曜日、6班に分かれ、施設見学に行ってきました。
今回その3回目、豊島清掃工場です。(中文版

まず驚かされるのがごみの量。
「清掃工場は1日に400トンのゴミを処理します。私たちの生活の中でこんなに多くのゴミが出るのか」

写真は、搬入された可燃ごみを水分などが均等になるようにクレーンで混ぜているところ。
回収車が何台も並ぶ通用路や、回収車がごみを搬入する入口も見られます。

これだけのごみが処理されている清掃工場ですが、「工場は陰圧デザインなのでゴミの匂いが全然しない」。

“非常震撼!原来清理垃圾也不是一件看似简单的事情!(すっごく衝撃的でした。ごみ処理って、簡単そうに見えて大変なんですね)”

“清扫工场的工作流程非常清晰,并且有据可依。已完成ISO认证。(清掃工場の工程作業はとてもわかりやすく、秩序立っていました。ISO認証も取得しています。)”

可燃ごみに混ざっている金属が固まってしまい、機械を止めて取り出さなければならないこともあるそうで、その金属塊の展示には皆足を止めます。

ごみ処理のシステムとともに皆を魅了したのが、豊島清掃工場の外観です。

以前池袋へ行ったときに、白くて高い建物があってすてきだと思い、写真を撮っていたという学生。
今回、偶然この豊島清掃工場の見学班になり、その白い建物が清掃工場の煙突と知りびっくり。

この煙突、東京の清掃工場の中で一番高いそうで、「白い煙突の窓はずっとピカピカします。これは飛行機に送れる信号です!危ないですから。」

“据工厂工作人员的解说,工厂是24小时运作的,每时每刻都在处理垃圾,而且燃烧垃圾而产生的烟灰也会进行处理。着实感受到了日本对于环境的责任感。不过最让我敬佩的是,工厂之所以能这样正常运作,都是因为日本所有国民都在积极的配合这项工作。严苛的垃圾分类已成为大家的生活习惯,并持续了四十余年,可见日本国民的素质真是不禁让人赞叹。(説明によると、工場は24時間稼働しており、常にごみ処理を行っていて、ごみを燃やして出たすすも処理しているそうです。日本の環境に対する責任感を確かに実感することができました。でも一番感心したのは、工場がこのように正常に稼働できるのも全ての日本国民が積極的にごみ処理に協力しているからです。厳しいまでのゴミ分別の意識は日本人の生活習慣となっていて、それが40年あまり続いているのですから、日本人の素養には感心せざるを得ません。)”

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日本語学校の学生には、日本語または中国語で感想を書いてもらいました。
《中国語版》では、中国語での感想のほか、日本語で書いた学生本人に改めて中国語で書いてもらったものを掲載しています。

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